富良野市の中心部周辺には、ラベンダー畑の他にもおすすめしたい魅力的なスポット満載です。例えば、おしゃれなカフェやレストラン、可愛い小物ショップやお土産屋さん、各種手作り体験など。
たくさんありすぎて紹介しきれませんので、このページでは、個人的におすすめしたいスポットを抜粋して紹介しています。
(営業時間・定休日・料金などは変更される場合があります。お店の公式サイトで最新情報を確認してください。)
富良野チーズ工房は色々な手作り体験ができる子供向け施設
富良野チーズ工房は新富良野プリンスホテルの近くにあり、ピザ、ジェラート、チーズなどを食べたり、小さな子供も楽しめる様々な手作り体験施設もあります。私たちも実際に訪問して体験して、とっても良かったのでおすすめの場所です。
ピッツァ工房
ピッツァ工房は店内で製造・熟成したチーズと、富良野産の食材を多く使用して焼いたナポリピッツァが食べられます。
主なメニューは、マルゲリータ、オニオン、ふらのチーズスペシャル、などのピッツァとドリンクです。特にチーズ好きなら「ふらのチーズスペシャル」って気になりますよね。
ウェブサイトには、
本場イタリアはナポリで修行した職人が焼きあげる本格ナポリピッツアが人気です。
出典:富良野チーズ工房 ピッツァ工房ウェブサイトより引用
窯はナポリから取り寄せた本場の“まき窯”を使用し、食材には地元産の小麦粉、トマトやたまねぎ、チーズにはもちろんチーズ工房オリジナルのモッツアレラチーズをふんだんに使用するなど富良野産にこだわったピッツアです。
高温短時間で焼き上げるので外はカリッと中はモチモチ!余りの美味しさに遠方からのリピーターが急増中です。
と記載されています。リピーターも多いそうなので、ぜひ食べてみてください。私たちも、ここはふらのチーズスペシャルを食べるしかないっしょ!ということで食べてみました。
チーズスペシャルには、隣の富良野チーズ工房で作った6種類のチーズがトッピングされているそうです。特にモツァレラと、なんかわからんけどとろけたチーズが気に入りました。もちろん美味しかったですよ。
下の写真は夏休み時期の12:30ごろです。このときはたまたま人が並んでいませんでしたが、通常は行列ができています。お昼時は30分以上の待ち時間が必要です。
チーズ工房
チーズ作りの歴史や作り方を学ぶことができます。昔ながらの手作り方法から最新の方法まで道具や機器とともに紹介されていました。
ここではチーズを製造・熟成していますので、少しだけですがガラス越しに製造している様子や熟成中のチーズの様子を見ることができます。私が見たときは残念ながら製造はしていませんでした。
もちろんお土産コーナーもあるのでチーズやお菓子を買えますし、3種類くらいのチーズの試食も可能です。運が良ければ珍しいチーズの試食ができるかもしれないのでぜひ試してみてください。また、一部の商品はネット注文も可能です。
チーズ工房 富良野チーズ工房ウェブサイトより引用
アイスミルク工房
「ふらの牛乳」を使ったジェラート屋さんです。ジェラートの主な種類は、ミルク、かぼちゃ、とうきび、ハスカップ、ぶどう、アスパラ、チーズなど。
ここはやっぱり珍しいの行くしかないっしょ!と思いましたが、安全策でミルクやぶどうに行っちゃいました。ダブルもできますので2種類選べます。
色々調べてみると、どうやら「できたてチーズソフトクリーム」がめっちゃうま!で人気らしいです。写真にちょっと写っているのがそれっぽい。
アイスミルク工房 富良野チーズ工房ウェブサイトより引用
手作り体験工房
ここは、バター、アイスクリーム、チーズ、パンの手作り体験ができる工房です。作ったものは容器をもらって持ち帰ることができます。アイスは無理かな?
手作り体験メニュー 富良野チーズ工房ウェブサイトより引用
詳細は変更される可能性がありますので公式サイトで確認してください。
私たちはパン作り体験をしようと思い、事前にメールで申し込みをしておきました。他の手作り体験は空きがあれば当日受付も可能ですが、パン作りは材料と下準備をしおいてくれるため3日前の申し込みが必要です。また、2名以上でないと開催されないので嫁と小学生の子供の2人分申し込みました。
当日はチーズ工房の2階の売店で受付を行なうと1階の調理室に案内してくれます。あくまでも体験なのでパンの生地は一次発酵済みです。ここから焼き上がりまで90分程度だそうです。
下の写真は、一人分の生地を切り分け、重さを量りながら6等分にしている様子です。先生に教えてもらいながら色々なパンの形を作っていきます。写真中央に写っているのは、あんパンを作るためのつぶあんです。
生地を切り分けて、思い思いの形にしたのが下の写真です。もっと笑える形にすればよかったかな。
左上の2つはロールパンで、生地を三角形に延ばして広いほうから巻いていきます。生地がくっつきやすいのでちょっと難しかったですし、生地に弾力があるので丸い形以外は手こずりましたが、子供はとっても楽しかったようです。
パンの形ができたら二次発酵を行います。20~30分くらいなので、休憩しつつ待つだけです。二次発酵が終わると、焼き目をつけるために卵の黄身を塗ったり、黒ゴマも準備されているので適度に振っておきます。あとはオーブンに入れて焼くだけです。
下の写真が焼き上がり。だいたい15分くらいだった気がします。中段の左右があんパンです。ふわふわもっちりで、生地は予想以上においしかったですし、あんパンもパン屋さん並みに美味しかったです。
小学生の親子はもちろん、カップルなどでも面白い形を作れば盛り上がれそうですし、生地が発酵して膨らむので、焼き上がりを予測して形を決めるところが子供には勉強になったかな?と思います。
- 営業時間:9:00~17:00(冬季は16:00)
- 定休日 :無休
- 入場料 :無料
- 場 所 :北海道富良野市中五区
新富良野プリンスホテルの周囲は「おしゃれスポット」いっぱい
新富良野プリンスホテルの周辺は、ショップやカフェ、庭園、アクティビティなどができるスポットがたくさんあります。その中でも私のお気に入りスポットを中心に紹介します。
ニングルテラス~日中の木漏れ日も夕方のライトアップもかわいい
ニングルテラスは新富良野プリンスホテルの駐車場のすぐ隣にあり、オリジナル作品を販売しているショップで、15棟ほどあります。
ニングルとは、北海道の先住民族アイヌの小人とも言われ、脚本家・倉本聰さんの小説「ニングル」で森の妖精として出てきたことから有名になったそうです。
おすすめしたいのは、夕方から夜になると下の写真のように各棟や木道が落ち着いた光でライトアップされ、とってもいい雰囲気になるところです。また、緑の木々とのコントラストも素晴らしいし、お店で販売しているグッズもオリジナルのとってもかわいいですよ。
ニングルテラスの外観と店内の一例 出典:ニングルテラスウェブサイトより引用
<注意点>
ここに限らず、店内や商品は撮影許可が必要です。
撮影OKの場合でもブログ等での公開はNGの場合がありますので注意してください。
外は意外と暗いので写真のブレに注意してください。私は適当に撮ったらブレて見づらくなってしまったので、公式サイトを紹介しました。
- 営業時間:12:00~20:45
- 定休日 :無休(店舗により不定休)
- 入場料 :無料
- 場 所 :新富良野プリンスホテルより徒歩2分
風のガーデン
脚本家・倉本聰さんのドラマで有名になった庭園です。花の種類は450以上2万株とも言われ、花の色や咲く順番を計算して植えられているそです。
風のガーデンは新富良野プリンスホテルから300mほど林の中を歩きます。ちょっと離れているので送迎車もあるそうです。ちなみには私は行ったことがありません。入場料¥1,000に尻込みしました。
新富良野プリンスホテルウェブサイトより引用
- 営業時間:7・8月 6:30~17:30(入場は17:00まで)
- 定休日 :冬季
- 入場料 :大人1,000円 小学生600円 幼児無料
- 場 所 :新富良野プリンスホテルより徒歩2分
ツリーアドベンチャー
夏季写真のような「ツリーアドベンチャー富良野」で、19のステージがあります。また、小学生未満のお子様用ステージ(8種類)は無料で使えます。ちなみには私は見ただけです。入場料¥2,500に尻込みしました。
新富良野プリンスホテルウェブサイトより引用
- 営業時間:9:00~16:00(秋は15:30)
- 定休日 :土日祝日のみ営業 夏季の特定期間は毎日営業 冬季休み
- 料 金 :大人2,500円 小学生1,500円
- 場 所 :新富良野プリンスホテルより徒歩1分
その他の施設
プリンスホテルが経営しているその他の施設としては、ロープウェイ、ゴルフコース、パークゴルフ場、熱気急体験フライト、セグウェイ体験ツアーなどがあります。
新富良野プリンスホテルの周辺施設 出典:Helloふらプリウェブサイトより引用
値段がそこそこするので私はどれも未体験です。ホテルもちょい高いので宿泊していません。売店でおやつを買ったくらいですが、GoToキャンペーンなどで割引があれば泊まってみたいですね。
細かい宿泊プランやアクティビティの紹介などは下記リンク先に掲載されていますのででチェックしてみてください。
カンパーナ六花亭
北海道を代表する有名なお菓子メーカー「六花亭」の富良野店です。定番のマルセイバターサンドやチョコレートなどを販売しているほかに、広い喫茶スペースでスイーツを食べることができます。
メニューはソフトクリームやケーキのほかに、定食、ハヤシライス、シチュー、富良野産の食材を使ったカンパーナ六花亭限定品もあります。
ここのセールスポイントは、スイーツはもちろんですが周囲の景色です。富良野盆地西側の少しだけ高い場所にあるので、ご覧の通り富良野盆地と十勝連峰が見渡せますし、ここにぶどう畑が加わることで、一気におしゃれ感が高まります。
カンパーナ六花亭の外観とぶどう畑 カンパーナ六花亭ウェブサイトより引用
- 営業時間:10:30~16:00(ラストオーダー15:30)
- 定休日 :夏季は無休
- 場 所 :北海道富良野市清水山(駐車場はジンギスカン白樺と共通)
おすすめジンギスカン
富良野のおすすめジンギスカンとして2店舗紹介します。
なお、詳細は別記事で北海道のおすすめジンギスカン店を紹介しますので、ここでは概要のみ紹介しています。
1.ジンギスカン白樺
野菜は玉ねぎのみで、肉のカット方法、各部位のブレンド方法、秘伝のタレ(甘口)にこだわったお店。人気店なので材料がなくなり次第終了。カンパーナ六花亭の隣です。
2.ひつじの丘
とっても食べやすいサフォーク種のジンギスカンがお手軽に食べられます。羊肉のにおいが苦手な方もこれなら大丈夫なはず。ただし、ミシュランガイドにも掲載されたことがある人気店なので、開店の11:00前に並んだ方が良いと思います。
フラノマルシェ
フラノマルシェは富良野市中心部のやや南側にあり、20ほどの店舗がある複合商業施設です。富良野のお土産をなんか買おうかなぁと思ったら、とりあえずここに行けば何とかなります。
下の図がショップ配置です。おみやげ屋さんは⑧物産センターアルジャン。ワイン、チーズ、ラベンダー関連などの農産加工品などをはじめ、お菓子屋スイーツ、キャラクターグッズなど2,000種類の品が揃っています。
フラノマルシェショップリスト 「フラノマルシェ」ウェブサイトより引用
おみやげ屋さんのほかには、レストラン、軽食、カフェ、ソフトクリームやジェラートから野菜の直売所などがあり、富良野メロンなども販売しています。
とりあえずという感じで気軽に寄って頂きたいんですが、欠点が一つ。夏季は駐車場がめちゃ混みです。
特に土日が混むようなので、この場合は富良野市役所の駐車場がおすすめです。土日は駐車場として開放されていてフラノマルシェまで徒歩5分ほどです。フラノマルシェの空きを待っているより手軽に止められます。
- 営業時間:10:00~19:00
- 定休日 :年末年始と11月末
- 場 所 :富良野市幸町13番1号